はじめに
フランスの世界文化遺産の一つ、モンサンミッシェル。
フランス西部サンマロ湾にあります。キリスト教の聖堂があり、世界中から観光客が訪れます。この入り口付近に1888年からスフレ・オムレツを巡礼者に提供してきたオムレツで有名なレストランも経営するホテルがあり、ここに滞在しました。
1880年代、夫とともに宿屋をやっていたAnnet Poulard(アネット・プラール)さんがモン・サン・ミッシェルを訪れる巡礼者のために大きな、ふわふわのオムレツの提供したいと始めたレストラン。130年間以上そのオムレツのレストランを経営しているホテルです。
ホテルはレストランの入り口付近のレセプションでチェックインをすませると、離れの建物にある客室に泊まります。
滞在中レストランには、夕食、翌朝の朝食と昼食と3回行き、3回目の昼食時にオムレツのセットを注文しました。
ホテル前と周辺
目次に戻る
モン・サン・ミッシェル
これが世界遺産モン・サン・ミシェルの修道院の入り口です。
この中に入るとの商店街にラ・メール・プラールのホテルとオムレツ屋さんがあります。
ホテル周辺の路地
ホテルの周辺の路地はこういう商店街になってます。路地を上がったところにモン・サン・ミッシェルの修道院があります。
ホテルの入り口
オムレツ屋さんとホテルの入り口です。モン・サ・ンミッシェルの建物群エリアに入って、結構すぐくらいのところにあります。
オムレツを始めたプラールさんの写真が飾られているのがオムレツレストランです。その横に、小さいホテルのレセプションがあります。
ホテルとレストランの入り口
ホテルとオムレツのレストランの入り口です。
右側の「H」の赤い看板がついた小さいドアがホテルレセプションの入り口です。
ホテル
目次に戻る
レセプション
ホテルのレセプションから中を見ています。
奥がオムレツ屋のレストランです。
ホテルへの階段
ホテルへの階段です。レストランの脇にあるホテルのレセプションでチェックインすると、この階段を上がってホテルの部屋へ向かいます。
ここを訪れた政治家、俳優など著名人たちの写真が壁いっぱいに飾られています。
客室への通路
ホテルの部屋に行くために、1階のレセプションから2階に上がって一旦外に出る構造になっています。この2階のバルコニーのような通路を通って、別の離れみたいな部屋に行くということになります。
客室(ベッド)
客室のベッドです。
客室(バスルーム)
バスルームです。
客室からの眺め(1)
ホテルの客室から見た外の写真です。奥はもう海になってます。
この海は干満の差が15メートルもあるそうです。
客室からの眺め(2)
客室から見た外の景色です。
客室からの朝の眺め
これは朝の客室からの眺めです。
レストラン
目次に戻る
銅製の鍋
夕食の18時半開店の前ですが、店の外からオムレツを作るキッチンが見えます。オムレツを焼く銅の鍋がたくさんあります。熱伝導率のいい銅はすぐに鍋全体に均等に熱が伝わるので、焼けむらや焦げができにくいのです。
開店待ちのお客さん
夕食前の時間、オムレツ屋さんの開店を待っているお客さんたちです。
開店
開店しました。店のテーブルではコック達が卵を溶かし出しました。オムレツを作る工程は見学できるようになっていますね。
オムレツのキッチン
オムレツを作るキッチンです。手前のテーブルで卵を溶いて、奥の薪のオーブンでオムレツを焼くのだと思います。
オムレツ作り
オムレツの卵を溶かしています。
テーブル
レストランに入りました。夕食を食べます。
室内
レストランの中は、自然の岩壁をそのまま使った作りになっています。
シャンパン
注文したシャンパンです。IRROYという銘柄ですね。
日本ではあまり見ないものです。ボトルの首のラベルを見ると創業1820年となってます。
ワイングラスにシャンパン
シャンパンとパンをいただきました。
ワイングラスになみなみに注いでくれました。日本ですと、細長いシャンパングラスに少し注ぐだけといった感がありますが、フランスはもう少し日常的にシャンパンを飲む感じでしょうか。
パンと先出し
シャンパンと、シャンパンを頼んだ人だけに特別にいただける先出し(おつまみ)をいただきました。
サラダ
サラダです。
メイン料理
私が頼んだメインですね。内臓系のものが入ったフランスの家庭料理ですね。
デザート
夕食のデザートです。コース料理になってたので、この一連のコース料理のデザートです。
朝食
翌朝、朝食用のビュッフェコーナーです。
朝食ビュッフェ
一通りのウエスタンスタイル朝食です。各々の種類は多くはありません。
- ・ コーヒー
- ・ シリアル
- ・ 各種パン
- ・ ジュース 2種類
- ・ ハム、ベーコン など
- ・ スクランブルエッグ
- ・ チーズ
いただいた朝食
いただいたお食事です。ヨーロッパの普通の平均的なホテルの朝食って、こういう感じですね。
- ・ スクランブルエッグとチーズ
- ・ サラミ、ハム、プロシュート
- ・ パン4種
- ・ シリアルとヨーグルト
- ・ コーヒーとオレンジジュース
有名人の写真など
その朝食会場に掲げられていた。写真ですとか、有名人が来たときの、写真やサインなどが数多く飾られています。
日本人外交官
日本人の方がいたので、撮りました。岡本季正さんとなってますね。1956年7月に滞在して、楽しかったと書かれています。
(編集担当)
岡本季正氏(1897~1967)。日本の外交官。1956年モンサンミッシェル来訪時はオランダ大使。
休憩スペース
レストランから階段を昇ったホテル2階にある休憩スペースです。
昼食
次の日、昼食でオムレツを食べようとレストランに来ました。昨日の夕食ではオムレツが入らないコースにしたので。
看板にはレストランの店名と創業年の「1888」の文字、そして「お待ちください。ご案内させていただきます。」とフランス語、英語、イタリア語、そして日本語と書かれています。
オムレツの厨房
厨房です。卵がたくさんあります。バターも小ぶりの樽にたっぷり入っています。そして卵を焼く銅製の鍋がたくさん壁に備えられています。
テーブルセッティング
テーブルセッティングです。
オムレツ
看板商品のスフレ・オムレツです。ふんわりしています。砂糖は入ってないので甘さはないですが、ちょっと塩気がしておいしいです。
付け合わせに、大きなサーモン切り身とジャガイモをバター焼きしたものがついていました。
デザート
これは同行者が頼んだデザートです。