はじめに
今回はANAファーストクラスで成田からシンガポールへ飛びました。
機内で美味しく食べられるよう焼き方を工夫した自社製パン、芳醇な味わいのシャンパン、季節感を大事にした器の選び方、居住性と機能性を追求したシートのデザインなど日本のおもてなしの文化を極めたサービスに感動しました。
成田空港
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ターミナル入り口
成田空港第1ターミナルの入口です。
出国ゲート
出国ゲートの全体です。
ANAチェックインカウンター
ANAのチェックインカウンターです。
ANAファーストクラス専用チェックインカウンター
ファーストクラス搭乗者とANAダイヤモンドメンバーの専用のチェックインカウンター入り口です。この大理石の重厚な門構えの入り口は、特別感とちょっとした緊張感をもって通ります。チェックイン後は専用通路を案内され隣接の保安検査場へ直接進むことができます。
これはANA専用のチェックインカウンターですが、それ以外にも、スターアライアンスパートナーのルフトハンザドイツ航空、オーストリア航空、スイス航空、ユナイテッド航空のファーストクラスの乗客ですとか、各航空会社の一番最上級会員の人たちも使えるようになっています。
空港ラウンジ
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ラウンジ内飲食①
ANAのファーストクラスラウンジであるANAスイートラウンジに入ると、まずオープンスペースのソファーと個室のどちらの席に座るか質問されます。「個室をお願いします」と言って個室に通していただいき、ソファに座るとドリンクの好みを聞かれました。このシャンパンと、氷とレモン入り炭酸水をお願いすると、すぐにおしぼりと一緒に差し出していただきました。
シャンパングラスの奥に見えるのは32インチテレビのリモコンです。
ラウンジ内飲食②
これはラウンジ内のビュッフェカウンターからいただいてきた食べ物です。
左側の四つの小鉢は、和食の小鉢です。右のお皿がデザートです。 コーヒーゼリーと3種のケーキがどれもすごく美味しい味になっていました。
ラウンジ内飲食③
ハンバーガーと海鮮丼です。ハンバーガーも海鮮丼もそれぞれ非常に美味しい内容になっていました。
ラウンジ内飲食④
ソファーの席に移動して、くつろいでいる写真です。
ラウンジ内飲食⑤
おつまみになる物ももらってきました。
窓からの眺め①
ANAのスイートラウンジの窓からの風景です。一番手前がボーイングトリプルセブン300ER型機で、奥にタイ航空のエアバス380型機が見えています。
窓からの眺め②
ANAのスイートラウンジからユナイテッド航空ファーストクラスのラウンジに移動しました。ANAのファーストクラス乗客は、同じスターアライアンスである他の航空会社のファーストクラスラウンジも利用できます。
奥に既にリタイヤしたユナイテッド航空のジャンボ機ボーイング747-400ER型機が見えます。
窓からの眺め③
ユナイテッド航空ファーストクラスラウンジから撮ったANAのボーイング777-300ER型機の写真です。
機内シート
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シート前面
ファーストクラスの席に着席したときの席です。
赤いサムソナイトのポーチの中にはザ・ギンザの化粧水と乳液と、洗顔フォーム、歯ブラシ、耳栓とアイマスクが入っています。ザ・ギンザのセットは、今の市場価格でも1万2000円もする非常に高価なものになっています。
その下には、ブランケットと着替え用のパジャマが置かれています。
シート全景
隣のシートの写真です。シート周りの設備がお分かりいただけるかと思います。扉付きの鏡もあります。高級感と共に機能的なデザインになっていて、匠と工夫を感じます。
シートリクライニング
シートのリクライニングを操作するタッチパネル式コントローラーです。
天井
シートをフルフラットにした状態で天井を撮った写真です。
機内食
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シャンパンとアミューズ
食事サービスの最初は食前酒と、このアミューズ(前菜の前に出される「お通し」)の小皿です。
シャンパンはクリュッグ(フランス)。「収穫年の異なるワインを多種ブレンドするため、単一ヴィンテージでは表現できない複雑な味わいとアロマが生まれます。ANAのファーストクラスでは1986年の国際線就航以来、至高のシャンパーニュにこだわり、クリュッグを提供し続けています。このクルーヴのシャンパンをいつも提供しています。」(ANAホームページ「ファーストクラス機内食・ドリンク」より)
テーブルセッティング
食前酒のシャンパンとアミューズのサービスが終わった後にテーブルクロスが敷かれました。
前菜~キャビア
このキャビアは「宮崎キャビア1983」ブランド。「取り出したばかりのシロチョウザメの新鮮な卵を、岩塩のみで薄く味付けし熟成」(開発社ジャパンキャビア株式会社HPより)した純国産キャビア。
宮崎キャビア1983
キャビアのお皿にはスズキのマリネに、軽く燻製した帆立貝やウニを包んだもの。
ブレッド
ANAのパンは自社で航空機用に作ったもの。乾燥した機内でも美味しく食べられるよう「焼ききることはせず、90%程度に抑えて焼き上げ」(ANAホームページより)ている。また季節感を大切にし、3か月ごとにパンのメニューを更新している。緑色のものはヨモギのパンとのこと。
前菜
二皿目の前菜をお願いして出していただきました。トマト、デーツ、さやえんどうなどの煮物でしょうか。
パンも別のものをおかわりしました。
メイン~ステーキ
メインの和牛フィレのステーキです。
お肉はやわらかくてすごく食べやすく、品質も非常に良いものです。ソースは黒酢ニンニクでしょうか。肉の旨味を引き立てる美味しい味でした。
付け合わせはアスパラガス、マッシュルーム、じゃがいものガレット(細切りにして押さえながら焼いたもの)、ルッコラでしょうか。
チーズ
メインディッシュの後のチーズのサービスです。初夏らしく涼し気なガラスのお皿で出されました。カマンベールチーズ、ブルーチーズなど。ドライフルーツも添えられています。カプチーノと一緒にいただきました。
デザート①
抹茶のケーキ、抹茶のアイス、黒豆と抹茶のチョコレートです。抹茶づくしのデザートですね。
デザート②
最後のプチフール(デザートの次に出される小さいデザート)が出ました。マカロンとシュークリームです。
朝食~鯛茶漬け
着陸前の朝食は鯛茶漬けです。ゴマだれをかけた鯛の切り身と小葱を温かいご飯に乗せ、白いポット入った出汁をかけ、刻み海苔とワサビを加えていただきます。 ゴマだれは追加もできるよう別の器で添えられています。
機内食で鯛茶漬けを出すなんて、そのアイデアと心に寄り添うようなサービスに感動します。
シンガポール着
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シンガポール・チャンギ空港
シンガポール・チャンギ空港に到着したときの風景です。