はじめに
ANAニューヨーク線のビジネスクラスの搭乗報告です。
この日のニューヨーク行きの出発時刻は午前11時00分丁度、到着予定時刻は現地時間の10時40分でした。ニューヨーク線は飛行時間が最も長い路線の一つで、計12時間30分にもおよぶロングフライトです。
搭乗した機材は、ANAが長距離国際線の主力機材として位置付けている米Boeing社製のボーイング777-300ER型機で、「ANA BUSINESS STAGGERED(ビジネス・スタッガード)」と称される、ビジネスクラスの席が、搭載されていました。
ANAの長距離路線の主力路線の一つであるニューヨーク線のビジネスクラスの幾つかの旅の場面を共有します。
空港で
目次に戻る
成田空港第1ターミナル
成田空港第一ターミナルの南ウイングに出発に到着です。旅立ちの高揚感が高まります。
両替
アメリカでは至る所でチップを渡す機会があるので、右側の銀行で、チップを渡すときに必要な$1札を多めに両替しました。
出国直前
これから、保安検査場へ進み、その後出国手続きを行います。
賑わう別フライトの搭乗ゲート
出国審査場を通過し、ラウンジに向かいます。ANAは、第1ターミナルの南ウイングにおいて、出国審査場を抜けた第4および第5サテライトの2箇所に、「ANA SUITE LOUNGE」と「ANA LOUNGE」をそれぞれ運営します。この日は、ビジネスクラス旅客が利用できる第4サテライトの「ANA LOUNGE」に向かいました。
ラウンジへ向かう途中、ルフトハンザドイツ航空フランクフルト行きの搭乗の場面に遭遇しました。この、「遠く」へ移動する、ある意味、非日常的なワクワク感や高揚感などに満ち溢れている空気感を感じることができるのは、旅人の冥利に尽きると思います。
ANAラウンジ
目次に戻る
スター・ウォーズ:バトル ポッド
ラウンジを入ってすぐのところに、「スター・ウォーズ:バトル ポッド」が設置されていました。これは、スター・ウォーズ特別塗装機の運航などで、スター・ウォーズとANAがコラボしたことにより置かれてるものだと思います。
この「スター・ウォーズ:バトル ポッド」は、販売元のバンダイ社の公式サイトによると、扉を開けて中へ入る事ができ、映画「スター・ウォーズ」を題材としたアーケード用ドームスクリーン型ハイスピードシューティングゲームで、全身が映像に包まれるドームスクリーンや振動・送風などのギミック、5.1chサラウンドにより、プレイヤー自身が映画の世界に入り込んだような臨場感や浮遊感を体感できる、アーケード型のゲーム機とのことです。
私は体験しませんでしたが、ラウンジの受付の方から、コインを貰い、中のコインマシーンに入れることで、プレイできるとのことでした。
共通デザイン塗装のモデルプレーン
こちらもラウンジに入ってすぐのところに、ANAが加盟するグローバルな航空連合「スターアライアンス」の加盟航空会社の共通デザイン塗装のANAロゴの巨大なボーイング787−9型機のモデルプレーンが置かれていました。
ラウンジでの豚骨ラーメンなど
ラウンジでは、各種ソフトドリンクやアルコールを含む飲み物が揃えられている他、ブッフェスタイルのサンドイッチやスープ、フルーツ、おにぎりなどの軽食コーナーや茹で立ての蕎麦やうどんを注文できる「ヌードルバー」があります。フライト前に、豚骨ラーメン、サラダやパンをいただきました。
搭乗直前
目次に戻る
駐機する飛行機
出発準備を進めるANAのボーイング777-300ER型機です。濃い青と薄い青と白とグレーのボデイとANAのロゴや日本国旗が眩しいです。
搭乗口
「ANA LOUNGE」を後にし、ニューヨーク行きANA10便の搭乗ゲートに到着です。周囲には商用客はもちろん、観光客、アジアからの乗り継ぎ旅客、そしてアメリカ人の家族などが入り混じっています。この多様性こそがアメリカ便の面白さかもしれません。これから始まるフライトに期待が膨らむ瞬間です。
機内の様子
目次に戻る
ビジネスクラスのシート
席につきました。「ANA BUSINESS STAGGERED(スタッガード)」と称される、ANAの777−300ER型機のビジネスクラス席です。この席は、ボタン操作で、フルフラットベットに変形させることができ、横たわって眠ることができます。また全席通路側に面していて、隣席を気にすることなく、直接通路に出ることができます。また、仏ロクシタンのモイスチャーセラムや歯ブラシセット、アイマスクなどをポーチにまとめたエメラルドグリーンのアメニティキットが置かれてます。
ビジネスクラス客室内の風景
17インチワイド画面モニターです。ソニー製のノイズキャンセリングヘッドホンが用意され、様々な映画、ビデオ番組、音楽チャンネルなどを楽しむことができます。電源コンセント、USBポートなども装備されてます。
ビジネスクラス隣席の風景
ビジネスクラス客室のシート配置は、2本の通路を挟んで横一列に“1−2−1”の4列のみです。シートが互い違いに配列されていて、広いパーソナルな空間です。
昼食
目次に戻る
テーブルセッティング・食前の飲み物
離陸して1時間ほどすると、機内食のサービスが始まります。機内食のメニューが配られ、白いテーブルクロスが敷かれた後、まずは冷たい飲み物が一人ひとりにサーブされます。厳選されたシャンパン、赤・白のワイン、日本酒、その他各種アルコールや、さらにはソフトドリンク類などを楽しむことができます。
アミューズブッシュ
冷たい飲み物と一緒に出されるアミューズ(前菜の前の先付け)です。パテやオリーブ、チーズなどが美味です。
前菜:全体像
和食と洋食が用意されていて、私は、洋食を選択しました。前菜は、生ハムとイクラやカニのタルタルです。
主菜①:全体像
洋食メニューはメイン料理を肉か魚から選べます。ビーフステーキを選択しました。
主菜②:肉料理
肉は柔らかく、機内で食べられる最高レベルのビーフステーキだと思います。
デザート
デザートにケーキとチーズをいただきました。
バーカウンター
目次に戻る
バーカウンター①:全体像
食事が終わると、客室では照明が落とされ、穏やかな空気が流れ始めます。セルフ形式のバーカウンターです。
バーカウンター②:用意されているもの
飲み物やスナック類、アイマスクや耳栓などのアメニティ類などが用意されています。
間食
目次に戻る
間食①:サラダ
昼食後、数時間経過しました。昼食後は、間食をお願いすることができます。汁もの、丼もの、リフレッシュメントなどのメニューから、乗客のオーダーに応じて準備いただけます。まずは人参ドレッシングが添えられたガーデンサラダをいただきました。
間食②:豚骨ラーメン
続いて、「博多一風堂」のラーメンをいただきます。
間食③:カレーライス
さらには、本格的なカツカレーを楽しみました。
到着前食事
目次に戻る
到着前食事①:配膳風景
ニューヨーク到着約2時間半前、2回目の食事のサービスが始まりました。和食のセットをお願いしました。
到着前食事②:全体像
シンプルな味付けで旨味を感じられる焼き魚です。
到着前食事③:前菜のお重
お重には様々なおかずが並んでいます。
到着後
目次に戻る
ニューヨークJFK空港の風景
アメリカに無事入国しました。
マンハッタン
目的地のマンハッタンに到着しホッとしました。現地の気温は氷点下です。