公開日:2024/7/26  アクセス数:22

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はじめに

1909年(明治42年)創業の奈良ホテルに2018年8月に滞在しました。

猿沢の池、興福寺といった名所のそばを歩いてホテルに到着。午後の時間を使って、ホテルから歩いて行ける、奈良国立博物館、奈良公園、東大寺大仏殿、東大寺二月堂にも行きました。

創業以来「関西の迎賓館」として国内外の皇族、著名人が利用したホテルだけあって、館内の造りや調度品は素晴らしく、風格のあるものでした。明治、大正、昭和と歴史を伝える展示物も多く、貴重な体験でした。

夕食はメインダイニングルームでフランス料理のフルコースをいただきました。

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ホテル到着まで

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猿沢の池

猿沢の池

奈良ホテルに向かっている途中の猿沢の池です。

興福寺中金堂

興福寺中金堂

興福寺の中核である中金堂(ちゅうこんどう)の改修工事が大詰めでした。

中金堂は、江戸時代の1717年に焼失したのですが、約300年ぶりの再建に向けた約20年間かけた再建工事の最終段階でした。私が訪れた2か月後の、2018年(平成30年)10月に晴れて工事が完成しました。

興福寺五重塔

興福寺五重塔

興福寺の五重塔です。

興福寺東金堂

興福寺東金堂

興福寺東金堂です。

老舗料亭「菊水楼」

老舗料亭「菊水楼」

興福寺から奈良ホテルに向かう途中にあった料亭「菊水楼」です。

創業1891年(明治24年)の老舗です。

荒池

荒池

奈良ホテルが奥に見えますが、その手前の池、「荒池」です。

正面玄関への坂

正面玄関への坂

奈良ホテルの正面玄関に向かう坂です。

正面玄関

正面玄関

1909年(明治42年)創業奈良ホテルの正面玄関です。

エントランス

エントランス

奈良ホテルのエントランスです。

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1階廊下

1階廊下

フロントでチェックインをすませ、この廊下を通って客室に行きます。

鳥居と暖炉

鳥居と暖炉

鳥居と暖炉が組み合わせられた調度品です。

(奈良ホテルのHPより)
「日本とドイツの和洋折衷様式で建てられた当館を象徴するもので、ここに、辰野金吾の設計思想が凝縮されていると言われています。暖炉はほとんどの本館客室に備わり、大正初期までは実際に使用されていました。」

大階段とソファーエリア

大階段とソファーエリア

左にこのホテルの名物の一つの「大階段」が見え、手前にはチェックインレセプションあたりのゆったりしたソファーエリアが見えます。

「大階段」は赤い絨毯が敷かれ、手すりは削り出しで、凛としたラインが見事です。

ラウンジ

ラウンジ

これは1階のラウンジです。くつろげる高級感のあるラウンジ席です。

ラウンジの椅子とテーブル

ラウンジの椅子とテーブル

ラウンジの中のテーブルと椅子です。

椅子は革張りでしっかりした造り、落ち着けます。よく手入れもされています。

階段

階段

1階から2階への階段です。

中央に赤いじゅうたんが敷かれています。

スチーム暖房

スチーム暖房

スチーム暖房です。

和風シャンデリアと2階の椅子

和風シャンデリアと2階の椅子

吹き抜けの2階天井に釣られた和風シャンデリア。釣灯篭をイメージしているそうです。

2階奥にはテーブルを囲む豪奢な椅子4脚のセットが2つあり、窓からの景色とともに特別感のある空間となっています。

窓枠と景色

窓枠と景色

正面玄関の上の2階の窓と景色です。

木の窓枠が風格があります。

客室につながる廊下

客室につながる廊下

2階の客室に繋がる廊下です。

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新館の部屋

新館の部屋

部屋の中です。これは新館の部屋です。

バスタブ

バスタブ

部屋の中のバスタブです。

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展示物

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皇族関連

皇族関連

館内の展示物です。

  • ・ 天皇皇后両陛下、皇族、国賓用の洋食器
  • ・ 1994年(平成6年)に皇太子殿下と皇太子妃殿下が来られた時のメニュー
  • ・ 1909年(明治42年)創業当時のレジスターブック(来館者サイン)

大正時代の鉄道省経営ホテル

大正時代の鉄道省経営ホテル

おそらく大正時代の日本の鉄道院・鉄道省・南満州鉄道経営のホテルのラベルだと思われます。

  • ・ 奉天ヤマトホテル、大連ヤマトホテル、ハルビン大和ホテル、朝鮮ホテル、台湾rail way ホテル、東京rail wayホテル など

時代毎の奈良ホテルのラベル

時代毎の奈良ホテルのラベル

奈良ホテルの創業以来の経営主体の変遷を伝える展示物です。

その時代に発行されたホテルのラベルの変遷とともに、その歴史を掲示したボードです。

昭和初期の奈良ホテル

昭和初期の奈良ホテル

昭和初期(多分1920年代)の奈良ホテル全景の写真です。暖炉用の煙突が屋根に残っています。

ホテルの案内カードなど

ホテルの案内カードなど

昔の奈良ホテルのマッチ箱や、案内カードです。

1918年(大正7年)や1930(昭和5年)の案内カードが展示されています。

1990年のガイドブックなど

1990年のガイドブックなど

1990年(明治42年)の都ホテル(現在のウェスティン都ホテル京都)の英文ガイドブックとなっています。

その上に置かれている古い写真はその当時に奈良ホテルでしょうか。

鉄道院所管線路図

鉄道院所管線路図

「鉄道院所管線路図・朝鮮支那連絡鉄道線路略図」(大正4年(1915年))とあります。台湾や南樺太も入っています。

大正から昭和20年までこのホテルの経営をした鉄道院の威光を示すためのものだったのでしょう。

歴史を伝える写真

歴史を伝える写真

歴史を伝える写真です。

  • ・ 大正初期~昭和初期頃のホテル玄関前
  • ・ 1983年(昭和58年)オードリーヘップバーン来館

ホテルのミニチュア

ホテルのミニチュア

奈良ホテルの400分の1の模型です。

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庭と景色

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庭から見る建物

庭から見る建物

これは奈良ホテルの庭付近から建物を見た眺めです。

庭の様子

庭の様子

奈良ホテルの庭の様子です。松の木です。

ホテルの庭

ホテルの庭

渡り廊下から見える庭の様子です。

ホテルからの景色

ホテルからの景色

渡り廊下から見える景色です。

夕焼け頃の様子

夕焼け頃の様子

夕焼け頃の、ホテルの外の様子です。

池と興福寺五重塔

池と興福寺五重塔

五重塔が奥に見えました。

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午後の散歩

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ホテル出口

ホテル出口

奈良ホテルから出て外に散歩に行きました。

奈良国立博物館

奈良国立博物館

奈良国立博物館の建物です。

奈良公園(1)

奈良公園

奈良公園の鹿です。奥の建物は奈良国立博物館です。

奈良公園(2)

奈良公園

かなりたくさんの鹿がいます。

東大寺二月堂(1)

東大寺二月堂

東大寺二月堂です。

東大寺二月堂(2)

東大寺二月堂

二月堂。下から見上げたお堂です。

東大寺二月堂(3)

東大寺二月堂

二月堂の階段です。鹿の親子が並んで階段を上っています。

東大寺二月堂からの景色

東大寺二月堂からの景色

東大寺二月堂の2階から見た奈良の風景です。

東大寺南大門

東大寺南大門

東大寺南大門です。奥に大仏殿が見えます。

平城京立体復元模型図

平城京立体復元模型図

奈良市役所1階ロビーに設置されている平城京の立体復元模型です。

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ホテルへの戻り

ホテルへの戻り

夜になってホテルに帰ってました。

メインダイニングルーム「三笠」

メインダイニングルーム「三笠」

奈良ホテル本館1階にあるメインダイニングルーム「三笠」です。

ここで夕食をいただきます。フルコースのフランス料理です。

テーブルセッティング

テーブルセッティング

テーブルセッティングの様子です。

パンとアミューズ

パンとアミューズ

パンとアミューズブッシュが運ばれました。

(編集担当)
アミューズブッシュは、フランス料理で、和食の「突き出し」のように出される少量の食べ物です。

アミューズブッシュ

アミューズブッシュ

アミューズブッシュはガラスの器に入れて出されました。

  • ・ いくらとサーモン

シャンパンと前菜

シャンパンと前菜

シャンパンと前菜です。

  • ・ マグロ、えび、ベビーリーフとミニトマトのマリネサラダ

スープ(1)

スープ

冷製スープが運ばれました。

スープ(2)

スープ

鹿児島安納芋の冷製スープです。

白身魚のソテー

白身魚のソテー

白身魚のソテーです。和風ソースで味付けがしてあります。

シャーベット

シャーベット

口直しのシャーベットです。

デザートとコーヒー

デザートとコーヒー

デザート、コーヒーとプティフールです。

ラウンジ

ラウンジ

夕食の後にラウンジでくつろぎました。

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朝の散策

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朝の奈良の景色

朝の奈良の景色

朝、ホテルをチェックアウトして少し回りを歩きました。

朝の奈良の様子です。池の向こうに興福寺の五重塔が見えます。

東大寺近く

東大寺近く

この街中、東大寺の門前です。真夏ですのでかき氷屋など露店に立ち寄る観光客がたくさんいらっしゃいます。

東大寺南大門

東大寺南大門

東大寺南大門の前です。鹿がたくさん来ました。観光客と鹿とどちらが多いでしょうか。

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宿泊予約サイト

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以下リンクにて奈良ホテルの宿泊予約サイトにご移動いただけます。

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(参考)ホテルまでの行き方

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