魅惑のエミレーツ航空ファーストクラスで飛ぶ ドバイ⇒成田
世界の航空会社のフライトサービスランキングでも毎年トップクラスに入っているエミレーツ航空。
今回はUAE(アラブ首長国連邦)のドバイから成田までのフライトです。
エジプトのカイロからドバイ乗り継ぎで成田まで飛びます。
カイロからの便がドバイに着いたのは早朝。成田行のフライトは深夜発ですので、ドバイ空港のファーストクラスラウンジに20時間ほど滞在し、たっぷり楽しみました。
搭乗したのはエアバスA380-800型機。総2階建ての航空機です。
エミレーツ航空ファーストクラスのサービスは機内設備、機内食、ラウンジ設備、ラウンジの食事、どれをとっても非日常の癒し、美味しさ、快適さを与えてくれます。
ドバイ空港
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エミレーツターミナル3入口
ドバイ国際空港エミレーツ・ターミナル3入り口。全てのエミレーツ航空国際便はここから発着します。
出発ゲートへ①
1階を抜けて奥のエスカレーターへ。<
出発ゲートへ②
出発ゲートは2階です。
空港ラウンジ
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ラウンジ入り口
出国審査前のロビーの様子です。
壁のオブジェ
アルミ製の幾何学模様のデザインが素敵です。
ラウンジ内Boading Boadとフロアマップ
ドバイ際航空エミレーツ・ターミナル3に直結するコンコースAのファーストクラスラウンジはワンフロア丸ごと使っている広さです。ラウンジのマップまで用意されています。
雑誌のカウンター
雑誌のカウンターです。
シーティングエリア①
ゆったりとくつろげるソファーエリアです。
シーティングエリア②
同行者とペアで座れるソファです。
シーティングエリア③
広々とした空間に落ち着いた色調の革張りソファーが置かれています。それにしても何という広さ。圧倒されます。
シーティングエリア④
また別のタイプのソファーの空間。とにかく広いです。人影ほとんどど見ません。
シーティングエリア⑤
これもファーストクラスラウンジの別タイプのソファーのエリア。人はほとんど見かけません。
ビジネスコーナー
パソコンが置かれたテーブルです。
ミーティングルーム
奥にはミーティング用のデスクもあります。
ラウンジ内のシャワー室
高級ホテルのシャワー室のようです。
クワイエットラウンジ(仮眠室)
ここが仮眠室です。
仮眠室
照明が消された仮眠室の写真です。
ラウンジ内の通路
ファーストクラスラウンジ内通路。右は吹き抜けになっています。左はラウンジ内のバー。
ラウンジ内の免税品ショップ
ワインとスピリッツを売る免税店です。人影はありません。
キッズルーム
ファーストクラスラウンジにキッズルームがあるなんて。
”タイムレス” スパ
ファーストクラスラウンジと同じフロアにあるスパです。
有料で全身マッサージ、フェイシャルエステなどができます。ラウンジ利用者専用でなく一般のお客様も使えるそうです。
ワインとスピリッツの店
ファーストクラスラウンジ吹き抜けから階下の免税店を見ています。
ワインとスピリッツのLeClos(レ・クロ)です。
COSTAコーヒー
ファーストクラスラウンジ吹き抜けから階下の免税店を見ています。
コスタコーヒー(ロンドン発祥)のスタンドも見えました。
エミレーツ航空オリジナルグッズショップ
エミレーツ航空オリジナルのシャツや旅行用バッグを売っている店です。
階下の様子
ファーストクラスラウンジの内側の吹き抜けから見た階下の様子です。
こちらは大勢の人でにぎわっています。ドバイ空港からの国際便は深夜発が多く、この日も夜遅くなると搭乗の人たちが増えてきました。
ラウンジ内飲食
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シャンパンのコーナー
モエ・エ・シャンドン社(フランス)のシャンパンが幸せ感を漂わせています。
デーツとアラビック・コーヒーのコーナー
木箱に入っているのはデーツ。デーツをアラビック・コーヒーと共に楽しむのはアラブ首長国連邦のおもてなし。抜群に相性がいい。
アラビック・コーヒーはカルダモン、クローブ、ショウガ、サフランといったハーブやスパイスが加えられていて独特の風味。「ダッラ」という金属製のポットから「フィンジャーン」という小さなカップに少しコーヒーを注いで味わいます。
ミネラルウォーターのコーナー
ミネラルウォーターはVOSS(ノルウェー)製。世界の一級品をサーブしています。
チーズのコーナー
イギリスの青カビ系スティルトンとレッド・レイチェスター、フランスのコンテ、ブリー、スイスのテット・ド・モワンヌなど色々なチーズのコーナーです。チーズ好きにはたまりませんね。
オープンサンドのコーナー
様々な種類のカナッペ(オープンサンド)のコーナーです。
- • スモークサーモンとチーズ
- • トマトとバジル
- • ポルチーニ茸とパルメザンチーズ
- • モッツアレラチーズの焼きナス巻き
- • ゴートチーズとパンプキンピューレなど
イタリアパンのコーナ
グリッシーニ(スティックパン)とフォカッチャ(オリーブオイルとハーブで味付け)。こちらはイタリアの軽食ですね。
イタリア軽食のコーナー
イタリアのグリッシーニ(スティックパン)とフォカッチャです。パンにつけるオリーブオイルとバルサミコ酢のボトルもあります。
中東の焼き菓子コーナー
中東焼き菓子のコーナーです。
コーヒーマシン
ティバックのお茶とコーヒーのコーナーです。
朝食~メニュー
朝食のメニューです。フォアグラのテリーヌ、イタリアのブリトー、サラダ、ラビオリ、アラビアン・メゼ(中東の伝統的朝食)、スープ、リゾット、サーモン、ステーキ、ケバブ、各種サンドイッチ、オムレツ、ケーキ。
ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーのマークがついているものもあります。
朝食~前菜
前菜にフォアグラ・テリーヌのレタス添えとシャンパンをいただきました。
朝食~レストランの光景
レストランのチェアは気取らない感じのお洒落なチェック柄です。
昼食~メニュー
そろそろ昼食。レストランに戻り、メニューを見ています。
昼食~寿司などのコーナー
ビュッフェの寿司コーナー。寿司、刺身のクオリティが高い。ネタも新鮮で驚きました。アメリカ人が好きなカルフォルニアロールもあります。お椀に入ったお蕎麦もあります。
昼食~サラダカウンター
サラダコーナー。日本風、タイ風、ギリシャ風のサラダもあります。多様な国の利用客に対応しています。
昼食~アラビア前菜カウンター
アラビアン・メゼ(Mezze)(中東の伝統的な前菜)が並びます。これを中東の平たいパンに乗せて食べます。
- • ハモス(Hummus): ヒヨコ豆をペースト状にしたもの
- • ムタッバル(Mutabal):焼いたナスをペースト状にしてヨーグルトとレモン汁を混ぜたもの
- • ファットゥシェ(Fattoush):トマト、キュウリ、ラディッシュ、レタスなどのサラダ
昼食~レストラン
ビュッフェカウンターからいろいろなものを少しづつ取ってきました。
昼食~スープ
ブロッコリーのスープ。具材を入れた器にスープを注いでもらっています。
昼食~寿司
刺身とカルフォルニアロールをいただきます。この新鮮な刺身はどこでとれたものでしょう。ドバイ空港でこんなに美味しい刺身が食べれるとは思いませんでした。ワサビも本格的です。
昼食~デザート①
Tres leches cake(スペイン語で”3種類の牛乳“。メキシコや中南米で人気のケーキ)。運ばれるとウェイターが液体窒素?を器に流し込んで派手な演出をしてくれました。
昼食~デザート②
バニラ・スポンジケーキの上にアボカドアイスクリームとフルーツが乗ったデザートです。
夜食~シャンパンと前菜
深夜発の便を待つ間の夜食です。サラダバーから好きなサラダとパンを取ってきました。シャンパンとアイスティーも飲みます。
夜食~刺身
サラダに続いて刺身を取ってきました。ガリ、海藻、ワサビも添えて。
ビジネスクラスラウンジ
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エントランスロビー
ビジネスクラスのエントランスロビーです。
シーティングエリア①
ファーストクラスラウンジの上の階にあるビジネスクラスラウンジのシーティングエリアです。ビジネスクラスラウンジもワンフロア全部を使っていて広々としています。
シーティングエリア②
別のタイプのソファが置かれたエリアです。ビジネスクラスラウンジもゆったりしています。
シーティングエリア③
ゆったりとした空間で時間が過ごせそうです。
シーティングエリア④
随所に置かれたランプが落ち着いた空間を作っています。
シーティングエリアとバーカウンター
ファーストクラスラウンジの豪華さに対し、ビジネスクラスラウンジは高級感と共に機能的な感じでしょうか。
ラウンジ内バーカウンター①
カウンターにはウィスキーやスピリッツが並んでいます。
ラウンジ内バーカウンター②
シャンパンとワインです。
ラウンジ内バーカウンター③
バーカウンターです。
広い窓から滑走路を見る
広々とした窓からの眺めです。
仮眠エリア
ビジネスクラスラウンジ内の仮眠エリアです。
広いソファにブランケットとアイマスクが用意されています。
ラウンジ内オブジェ
ビジネスクラスラウンジ内のオブジェ。世界をつないで飛ぶエミレーツ航空機を表しているのでしょうか。
空間デザイン
ちょっとしたデザインも非日常な世界を演出してくれます。
搭乗
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ラウンジを出て通路へ
2階のラウンジを出て乗機エアバスA380-800型機2階のファーストクラスに通路ブリッジが直結する設計になっています。
ラウンジからエアバスA380-800型機の2階席へ
この通路を使ってファーストクラスラウンジからA380-800型機ファーストクラスへ直接搭乗できます。
1階通路と2階通路
ターミナルビルから総2階建てのエアバスA380-800型機に搭乗するとき、搭乗機の1階と2階に向けて別々の通路が設置されます。ビル2階のファーストクラスラウンジからは直接通路を使って搭乗機2階のファーストクラスシートに向かうことができるのです。
搭乗機
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エアバスA380-800型機
今回搭乗の機体エアバスA380-800型機は総2階建て。2階がファーストクラスとビジネスクラス、1階がエコノミークラスとなっています。エミレーツ航空はエアバスA380-800型機を100機以上持っています。これは世界最大です。A380-800型機は大型機なので乗り心地は非常にいいです。
機内シート
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シート前面の設備
テーブルの上のビスケット、チョコレートなどのスナックのバスケットがあります。そして引き出しにはボールペンとノートです。スナックのバスケットの奥の壁には蘭の花。
シート
革張りのゆったりしたシートです。
シート脇のドリンクバー
ソフトドリンク用の保管スペースがあります。冷蔵庫のように見えますが、冷やす機能はありません。いつでも好きなときにソフトドリンクやミネラルウォーターが飲めます。飲み終えてもっと飲みたいときは客室乗務員にお願いすると、いつでも補充してくれます。
ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンクのシャンパンとデーツとアラビックコーヒーをいただいています。
ブランケット
就寝の時に使うブランケットが収納されています。ブランケットはシープスキン(羊皮)です。
機内食:夕食
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夕食のメニュー
夕食のメニューです。
夕食~食前酒
食前酒にシャンパンとナッツ類をいただきました。
夕食~テーブルセッティング
ディナー用に白いテーブルクロスが広げられた後、お皿、フォーク、ナイフ、スプーンがセットされました。まるでホテルのレストランのようです。
夕食~前菜
前菜のキャビアです。キャビアの薬味として玉ねぎのみじん切り、ゆで卵の黄身をほぐしたもの、チーズ、クリームなどが添えられています。
夕食~メイン①
メインディッシュが運ばれてきました。
夕食~メイン②
メインにお肉が入ったパイをいただきました。
機内バー
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ファーストクラス機内バー
好きなアルコールが注文できます。各種のワイン、ウィスキー、スピリッツが並んでいます。
機内バー
袋入りのドライチェリーです。
機内階段
機内バー近くの階段です。1階はエコノミークラスになっています。
機内シャワー室
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シャワー室内の風景
エアバスA380-800型機のファーストクラスにだけ、機内シャワー室(2室)があります。
シャワー室使用の希望を伝えておくと、準備ができたところでシャワー室専任の清掃係が呼びにきてくれます。
木製の壁で落ち着いたお洒落な空間です。
ドライヤーなどのアメニティ棚
2室あるファーストクラス専用のシャワー室。シャワー室があるのはエアバスA380-800型機ファーストクラスだけです。
木製の壁で落ち着いたお洒落な空間です。
ヘアドライヤーも所定の場所に収納されています。
モニター
フライトマップで現在飛行している位置を確認できます。
シャワーブースの扉
前の人が使った後もシャワー室専任の清掃係が掃除してくれているので清潔感があります。
シャワーブース内
シャワーの使い方の説明があります。ポイントは「お湯が使えるのは一人5分まで。だから最初にさっとお湯を体にかけ、お湯を止めてボディーシャンプーを使って体を洗い、最後に残りの時間をゆっくり使ってお湯で洗い流すのがいい」と教えてくれるのです。
残り時間を示すカウンターを見ながらシャワーを使います。
座面
木目調の内装で広々とした空間です。
洗面①
手拭き用のハンドタオルも上品に積み上げられています。ホテルのトイレのようです。
洗面②
シャワーのカプセルと洗面台です。
アメニティ
木箱に並べられたアメニティ。まるで高級ホテルです。
腰掛
シャワー室内の腰掛です。
おしぼりとフレッシュフルーツ
シャワーの後、こちらから頼まなくても、リフレッシュメントとして、おしぼりとフレッシュフルーツを運んでくださいました。
機内食:朝食
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朝食~パン
次第に日本が近くなってきました。これから朝食の時間。テーブルをセットしていただくと、朝食用のパンが入ったバスケットと塩・コショウ・バターなどが出されます。
朝食~おかず
ほうれん草入りのミニオムレツ、ポテト、ケバブです。
成田到着へ
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到着直前
朝食も終わり、日本に近づきました。
エアバスA380-800型機
ANAの機体も見えて、日本に帰ってきたなとほっとします。
機体からの眺め
ANAボンバルディア機の搭乗風景が見れます。