JAL 福岡空港
国内線新シート展示 見学記
JALは2019年9月に当時のエアバス社の最新鋭機A350-900型機の国内線運航を東京(羽田)-福岡線で開始しました。それに先立つ7月にそのA350-900型機に搭載される新型のシートを福岡空港に展示しましたのでこれを見学しました。
航空ファンにとっては、飛行機の中に置かれている座席が、空港の1階のチェックインカウンターのところに置かれていることを見れる機会があることはとても嬉しいことです。飛行機に乗らないで、飛行機の座席が、間近で見れるのは、気持ちがわくわくします。普通の旅行者の人達は、飛行機の座席の展示があっても素通りの人が多いかもしれませんけれども。
ファーストクラスのシート、Jクラスのシート、エコノミークラスの普通席をそれぞれ見学しました。
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新型シート展示
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ファーストクラスのシート
これがエアバス350-900型機に搭載されているファーストクラスの座席です。革張りのシートになっていて、後方に大型のシェルがついており、肘掛けの幅が広いのでプライベート感が確保されます。リクライニングしても、後ろの乗客に影響を全く与えないっていうシートですね。この大型シェルは国際線の、他の航空旅行機でも、このシートを使ったビジネスクラスなどにはありますが、国内線での導入は画期的です。
JALのコーポレートカラーの赤色を基調とした「バーガンディ」カラーと黒色のデザインとなっています。
Jクラスのシート
これがクラスJのシートです。国内線の普通席よりシートが広く、国際線でいうプレミアムエコノミーに近いシートですね。ただ、国際線のプレミアムエコノミーには後ろに仕切りがありますが、国内線クラスJのこのシートに後ろの仕切りはありません。ただ、このシートの前後間隔は97センチ(普通席は79センチ)と大型のシートなので、国内の路線でも快適に移動できます。
普通席
国内線エコノミークラスの普通席ですね。国内の普通席でも全席に個人用モニター、USBポート、AC電源がついています。ヘッドレストは上下に動くようになっています。